【本紹介】SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

仕事術

こんにちは、かじつとむです。

最近、【SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる】という本を読みました。

この本では、必死に働いたのに何もできなかったり、せわしなく働いたのに達成感がなかった人向けにシングルタスクという仕事術を紹介しています。

シングルタスクとは、1つの作業にのみ没頭する方法です。

シングルタスクをするための思想・行動・周囲のコントロールがあります。

今回は、そんな思想・行動・周囲のコントロールについて紹介します。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

  • シングルタスクをするための思想、行動、周囲のコントロールについて理解できる
  • シングルタスクの効能について理解できる

それでは、いってみましょう!

SINGLE TASK 一点集中術:結論

この本のなかで紹介したい思想・行動・周囲のコントロールは以下の通りです。

  • 思想 ➡︎ マルチタスクよりもシングルタスクの方が効率が良い
  • 行動 ➡︎ 行動を1つずつにする
  • 周囲のコントロール ➡︎ 外部からの刺激を処理する責任は自分にある

それぞれの項目について解説します。

SINGLE TASK 一点集中術 思想:マルチタスクよりもシングルタスクの方が効率が良い

この本で一番伝えたいことは、マルチタスクよりもシングルタスクの方が効率が良くなるということです。

マルチタスクは、一度に複数の作業を行っていることをいいます。

これは、たくさんの仕事をしているようで実は違います。

たとえば、みなさんが会議中に内職で資料を作成したことがあると思います。
このとき資料作成が捗らなかったり、会議の内容を覚えていなかったりしたことがあると思います。

これは、そもそも人間の脳は複数のことに注意を向けることができないようになっています。

よってマルチタスクをするということは注意が散漫になっている状態です。

この状態は、注意力散漫で仕事に集中できていないばかりか、とっさの状況判断に対して柔軟に対応できません。

注意力散漫になるマルチタスクでは、仕事に対する記憶力や理解力も低下してしまうため、結果的に仕事の効率が悪くなってしまいます。

一方で、シングルタスクは1つの作業に没頭することです。

これは過去や未来ではなく、いまこの瞬間に意識を傾けることで、ゾーンに入るともいいます。

シングルタスクでは、1つの作業に没頭しているために高い生産性や成果が期待できます。また、高い生産性で成果が上がればそれだけ充実感を得ることができます。

しかし、人は目の前よりも新しい注意に向けたくなるため、いまこの瞬間に意識を傾けることは難しいとされています。

次はシングルタスクをする上で重要な行動や周囲のコントロールについて解説します。

SINGLE TASK 一点集中術 行動:行動を1つずつにする

シングルタスクを行うためには、まず行動を1つずつにすることです。

これはまず、今の仕事を整理して1つ1つに分解します。
分解した1つ1つの仕事のなかで優先すべき仕事を決め、大切なものを責任持って行います。

もし1つの仕事中に新しい注意が発生する場合は、パーキングロットとという手法を使うのがおすすめです。

パーキングロットとは、他のアイデアや仕事が発生した場合にメモをとることで脳に負担をかけずに記憶を管理することです。

パーキングロットを行うことで、いろんな方向に注意を逸らすことなく、今この瞬間に集中することができます。

また、1つ1つの仕事に対して時間を決め、その仕事の結果を記録することもおすすめです。

これは、時間を決めることで今この瞬間は、その仕事に集中するということができるようになりますし、その記録をとることで次はどれくらい時間をかければ良いのか、優先順位をどうするのかを確認することができます。

以上が、シングルタスクを行うために必要な行動となります。

SINGLE TASK 一点集中術 周囲のコントロール:外部からの刺激を処理する責任は自分にある

シングルタスクを行うためには周囲をコントロール必要があります。周囲をコントロールするには、まず外部からの刺激を処理する責任は自分にあるということを覚えておいてください。

どういうことかというと、外部からの刺激は自分で選んで処理しているということです。自分よりも相手を優先してしまったり、相手に好かれようと努力してしまうことを自ら選んでしまっている状態です。

まずは、周囲をコントロールするために相手の期待を変えましょう。

相手の要望や質問、問い合わせに対してすべて応じてしまうと自分が本当に優先すべき仕事に手がつきません。

自分の状況を整理し、敬意を持って相手にキッパリとノーを突きつけることも大切です。

ただどうしても相手の要望に応えなければいけない場合は、短い時間で全力で取り組むことをおすすめします。

短い時間でも相手に集中し、自分がやるべきことであるかそうでないことなのか判断して、誠意を持って行動することで相手の信頼も勝ち取りやすくなります。

たとえば、相手の要望を聴き自分が集中してできそうなものは短い時間で処理し、できないものは他の人を紹介するなどをして誠意を持って回避していきます。

相手は自分にやって欲しいのではなく、求める成果が得られれば良いので無理をして相手の要望に付き合う必要がありません。

以上が、シングルタスクを行うために周囲をコントロールする方法となります。

SINGLE TASK 一点集中術:まとめ

いかがでしたでしょうか?以下まとめです。

  • シングルタスクは、マルチタスクよりも効率の良い仕事術である
  • マルチタスクは、注意が散漫になっている状態であるため、仕事の集中できていないばかりか、仕事に対する理解力や記憶力も低下してしまうため効率が悪い仕事になってしまう。
  • シングルタスクは、1つの作業に集中しているため、高い生産性を生み出すことができ、充実感も得られる仕事を可能にする
  • シングルタスクをする上で、まず行動を1つにすることが大切
  • 行動を1つにするというのは、仕事の優先度を決め一番大切な仕事を集中して行うこと
  • シングルタスクをする上で、周囲をコントロールしていくことも大切
  • 周囲をコントロールするために、相手の期待を変えていくようにきっぱりとノーを言うことも大切である

みなさんも、この記事を読んでぜひシングルタスクをやってみてくださいね!

また、シングルタスクについてもっとよく知りたい方は、ぜひSINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になるという本を読んでみてくださいね!

最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました!

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