【指導者必見!】承認とは 人間関係をよくする5つの承認力を解説

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こんにちは、かじつとむです。

今回は信頼を築く5つの承認力について説明します。

信頼を築くことができれば、部下の育成も組織を活性化させることもできるようになります。

かくいう私もこの5つの承認力を駆使することで、部下の指導や社内コミュニケーションをするときにどのような言葉をかけるべきか迷いがなくなり、自信を持って伝えられるようになりました。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

  • 承認について理解することできる
  • 承認の段階や仕方についてわかる
  • 承認の理解から相手からの信頼を築くヒントが得られる

それではいってみましょう!!

信頼を築く5つの承認力:そもそも承認とは?

まずは承認について辞書で調べると次のようになります。

1. そのことが正当または事実であると認めること。「相手の所有権を承認する」

2. よしとして、認め許すこと。聞き入れること。「知事の承認を得て認可される」

3. 国家・政府・交戦団体などの国際法上の地位を認めること。「国連に承認された国」

goo 辞書 承認の意味

いろいろな意味がありますが、信頼を築くという意味での承認は2の「よしとして、認め許すこと。聞き入れること。」です。

では信頼を築くという意味において、なぜ承認が必要なのでしょうか?

答えは人の行動をうながすための言葉はすべて承認が基礎だからです。

たとえば、「褒める」ことは相手がやった行為を認めなければできません。
「聴く」「指導する」「一緒に考える」ことをするにしても、相手の立場や考え方を認めたり、理解がなければすることができません。

一方で「叱る」という行為は一見すると承認とは異なるものだと思うかもしれません。
しかし、承認がなく「叱る」ことをしてしまうと、それはただの言葉の暴力になってしまいますなので、必ず相手を認め聞き入れる体制を持って叱ることで、相手を良い方向にうながすことができます。

信頼を築く5つの承認力:5つの承認力とは

それでは、5つの承認力について説明します。

  1. 結果承認
  2. プロセス承認
  3. 行動承認
  4. 意識承認
  5. 存在承認

5つの承認力に番号が振られていますが、これは番号は大きいほど高度な承認力となります。
では、それぞれの承認力を解説します。

信頼を築く5つの承認力その1:結果承認

1つ目は結果承認です。これは簡単にいうと、結果が出たときだけ結果について承認することです。すなわち褒めるということです。

たとえば、子どもが毎日勉強してテストで良い点数をとったときに「良い点数だったね!」と結果について褒めることです。

結果承認は目に見えている結果に対してだけ承認しているため簡単です。では、結果以外を承認していくことを次に説明します。

信頼を築く5つの承認力その2:プロセス承認

2つ目はプロセス承認です。これは、結果がでたときにその結果に対する行動を承認することです。

たとえば、子どもが毎日勉強してテストで良い点数をとったとします。そのときに「良い点数だったね!部活が忙しかったけど毎日勉強していたね!」と毎日勉強していたことを見て、その行動も褒めることがプロセス承認です。

ここまでは、良い結果と良い行動を承認してきました。では結果がでなかったときの承認について次に説明します。

信頼を築く5つの承認力その3:行動承認

3つ目は行動承認です。これは、結果がでていなかったとしても、やった行動に対して承認することです。

たとえば、子どもが毎日勉強したにもかかわらずテストで良い点数をとれなかったとします。それでも「毎日勉強してえらいね!今回は結果がでなかったけど、これから毎日勉強していけば次のテストで必ず良い点数を取れるよ」と毎日勉強したことに対して承認することが行動承認です。

いままでは良い結果に対して褒めるという承認をしてきましたが、行動のみに注目して承認するのがポイントです。

では、行動していない場合の承認について次に説明します。

信頼を築く5つの承認力その4:意識承認

4つ目は意識承認です。これは、やろうとした行動の意識に対して承認することです。

たとえば、子どもは普段勉強していないがあるときノートを広げたとします。このときに「ノート広げて勉強しようとしていたんだ。えらいね!」と行動をとっていないにもかかわらずその予備動作で承認することが意識承認です。

みなさんも小中学生の頃、夏休みの宿題をしようとしたときに親に「夏休みの宿題をしなさい」と言われてテンションが下がった経験はありますでしょうか。実はこれ意識承認の逆が行われて、結局宿題をやらないという結果を招いてしまうのです。

ここでのポイントは、承認するべき相手をよく観察し、なぜそのような予備行動をとったのかを察して承認することです。

では意識もしていない場合の承認について最後説明します。

信頼を築く5つの承認力その5:存在承認

5つ目は存在承認です。これは、存在しているだけで承認することです。

たとえば、子どもがいるだけで「今日もありがとう、〇〇といるといつも元気がもらえるよ」と存在しているだけで良いと伝える、これが存在承認です。

ここでのポイントはとにかく承認するという気持ちを持って相手と接することです。理屈なんてありません。毎日相手のことを常に観察し、尊重し、承認することではじめてできる境地ともいえます。

こんなことできるの?と思うかもしれませんが、実はやっている人たちがいます。それが「お母さん」です。

お母さんは生まれてきた赤ちゃんに対して必ずいう言葉があります。それは「生まれてきてくれてありがとう」といいます。この言葉そのものがまさしく存在承認です。

信頼を築く5つの承認力:まとめ

今回は信頼を築く5つの承認力について説明しました。以下まとめです。

  1. 結果承認 ➡︎ 結果だけ見る承認
  2. プロセス承認 ➡︎ 結果と行動を見る承認
  3. 行動承認 ➡ 結果はともなわなかったけど行動を見る承認
  4. ︎意識承認 ➡︎ やろうとした行動に対する意識を見る承認
  5. 存在承認 ➡︎ 相手の存在を常に見る承認

みなさんもぜひこの5つの承認力を意識して実践してみましょう!
もし、もっと承認力について勉強したい、ビジネスの指導力について勉強したいという方がいましたら頭嘉人(かもがしら よしひと)さんのYouTubeをおすすめします。
5つの承認力についての動画はこちらからどうぞ!

職場やチームの力を高める方法〜5つのステップ〜

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