こんにちは、かじつとむです。
突然ですがみなさま、読書をしていますでしょうか?
読書をすることで、知識を蓄えたり、経験を擬似体験したり、考えを深めたりできます。
そんな読書ですが、もっと早く読めるようになりたいと思いませんか?
今回は独学でもできる速読について説明します。
この記事を読むことで以下のようなことがわかります。
- 速読の原理について理解できる。
- 速読をみにつける上で大切なポイントがわかる。
特に速読をみにつける上での大切なポイントは、今現在私が実践していることです。
実践する前は1分間で700〜800文字しか読めなかったのが、
実践した後だと1分間で2200〜2300文字と通常よりも3倍早く文字を読めるようになりました!
また速読や読書法についてもう少し詳しく知りたい方は「究極の読書法~購入法・読書法・保存法の完成版」がおすすめです。
それでは説明します。
速読を独学でマスターする:そもそも速読とは?
速読をする上でのポイントを知る前に、そもそも速読とはどのようなものなのか、原理について説明します。
まず、速読の対象である読書について次の図で示します。
読書は「文字を目で見る」ことと「文字を理解する」ことの2つで成り立っています。
文字を目で見ることは、文字を一文字、一文字もしくは文字の塊を目でとらえることです。
文字を理解することは、目に入ってきた文字を脳で処理することで意味を持たせることです。
この2つが合わさって初めて、読書、文字を読むことができます。
では、速読をするにはどのようにすればいいのか、図で示します。
速読は、「速く文字を見る」ことと「速く文字を理解する」ことができれば習得できます。
速く文字を見ることは、「目を速く動かす」ことと「見る幅を広げる」ことです。
目を速く動かすことができれば、文字をとらえるスピードが上がるため、速く文字を見ることができます。
また、見る幅を広げることができると一回で見ることができる文字の量が増えるため、目の動きがたとえゆっくりでも、文字自体は速く見ていることになります。
速く文字を理解することは、「速くイメージする」ことと「文字を予測する」ことです。
速くイメージすることができれば、本の情景や言いたいことがすぐに頭に入っている状態なので、理解も速くなります。
また、文字を予測できればたとえ読んでいなくても本の内容を補完しているので、本をそのまま読み進めていても理解できる状態になります。
以上が速読の原理となります。では具体的にどのようにすれば速読ができるようになるのでしょうか?
今回は、「目を早く動かす」「速くイメージする」「文字を予測する」ことに注目して、速読をするポイントを説明します。
速読を独学でマスターする:ポイント1 視読をする
速読をするポイント1は視読をすることです。
視読とは文字を見て、直接情景をイメージする読み方です。
ここで、音読と視読の違いについて以下の図で説明します。
音読とは文字を見て、その文字を音声にしたあと、イメージにつなげる読み方を言います。
具体例として、「林檎」の文字を音読した場合を考えてみます。
まず、「林檎」の文字をみたあと「りんご」って音声にします。そのあと、赤くてふさがのあるくだもののイメージに変換していきます。
この場合、1つ1つの文字を音声にしてから理解していくため、イメージするのが遅くなってしまいます。
一方視読は、文字を見て直接イメージにつなげる読み方です。
具体例の「林檎」の文字を見たとき、すぐに赤くてふさのあるくだもののイメージとしてとらえます。
このように、文字を直接イメージにつなげることで本を速く読むことができるようになります。
速読を独学でマスターする:ポイント2 目を速く動かす
速読をするポイント2は目を速く動かすことです。
具体的には首を動かさずに目だけを動かして、上から下にまたは左から右に文章をとらえることです。
これは目を速く動かすトレーニングをやっていけば身につく技術なので、文章を読むときに目を速く動かす意識だけ持っていればOKです。
速読を独学でマスターする:ポイント3 文字をすっとばして読んでもOK
速読をするポイント3は文字をすっとばしても読んでもOKであることです。
みなさん、一瞬「えっ、本は全部読むものではないの?」と思うかもしれません。しかし、これには理由が2つあります。
文字をすっとばして読んでもOKである理由1つ目は、読みとばしても脳が勝手に予測して文章をつないでくれるからです。
たとえば、ある連続ドラマの1話目と3話目を見て、2話目を見ていないとします。このとき、1話目と3話目を見ていることで2話目を予測することができます。これは、1話目の情報と3話目の情報がリンクすることで、2話目を補完できるからです。
このようなことが本を読むときでも起こっています。なので、すべての文字を見なくても本の内容をある程度理解することができます。
文字をすっ飛ばして読んでもOKである理由2つ目は、そもそも本をすべて理解できないからです。
たとえば、映画を見ていてある程度その映画の内容をある程度理解することはできるかもしれませんが、完璧に覚えている人はほとんどいません。
あるひとは、映画の主人公の言葉について覚えているかもしれません。またある人は映画のあるワンシーンについて覚えているかもしれません。
これは、それぞれ一人一人の状態や考え方、興味によって注目すべき点が違うためです。なので、映画のストーリーに興味を持って映画を見た人は、その映画の俳優の名前を知らないということもあります。
このようなことが、本を読んでいるときでも起こっています。たとえ、文字をすっとばして読んだとしても、自分にとって大切な本の内容は覚えているものです。
ここまでで「本をすべて読まなくても大丈夫なの?」とか「取りこぼしがあると不安」と思うかもしれません。でもそれで問題はありません。
なぜなら、自分の状況・状態・気持ちによって一番欲しい内容を受け取ることができれば、自分にとってその本の価値は十分にあります。
なので、文字をすっとばして読んでも本は自分にとって価値のあるものになります。
速読を独学でマスターする:まとめ
速読を独学でマスターするポイントについて説明しました。
まとめると以下となります。
- 速読は「目を速く動かす」「見る幅を広げる」「速くイメージする」「文字を予測する」ことができれば習得できる。
- 速読のポイントは「視読をする」「目を速く動かす」「文字をすっとばしてもOK」ということを意識する。
この記事を見て速読に興味を持っていただけたら幸いです。
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