こんにちは、かじつとむです!
みなさんは2Sという言葉をご存知でしょうか?
2Sは、ムダを取り除き仕事を効率よくできるようになります。
2Sという言葉自体を聞いたことがある人も、実際にどうすれば良いかわからない人も多いはずです。
今回は、製造業における2Sについて説明します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 2Sについて理解することができる
- 2Sをするコツを掴むことができる
それでは、いってみましょう!
製造業における2S:2Sとは?
2Sとは、整理・整頓のことをいいます。
整理は、いるものといらないものをわける作業であり、いらないものは捨てることです。
整頓は、必要なものを必要なときに必要な分だけ取り出せる状態にすることです。
2Sの目的は、キレイにすることではありません。作業のムダをなくし効率をアップさせることです。
2Sをすることで、ものを減らし生産性の高い仕事ができるようになります。
では次に具体的にどのように2Sをすれば良いのか説明します。
製造業における2Sとは:整理のコツ
整理のコツは、捨てる基準を持つことです。
人が整理をできない理由として、捨てて良いかどうかわからないことが挙げられます。
いつか使うから取っておくと整理がいつまでたってもできません。
ですので、いつか使うからではなくいつまでに使うという期限を設けることが整理をするコツになります。
具体的には、今使うものかいつまでたっても使わないものにわけます。
次に、いつまでたっても使わないものを、いつまでに使うか期限を設けます。
設けた期限が過ぎたら捨てます。
たとえば、トヨタであれば1週間、1ヶ月単位で区切り期限を設けています。
重要なのは、捨てる期限を設け、期限が過ぎたら捨てるというルールをつくることです。
製造業における2Sとは:整頓のコツ
整頓をするコツは、定位置を決めることです。
これは、1人1人の個人ではなく不特定多数が使いやすいように定位置を決めてもとに戻すことです。
たとえば、ハンマーを使う作業台の近くにハンマーを置いておくなど、作業する場所と使うべき道具を紐づけて定位置を決めたりします。
整頓をするもう一つのコツは、姿置きをすることです。
これは、もどし方やもどし先が一目でわかるようにすることです。
たとえば、工具をもどす場合に、工具の型どるように線引きをしたり、イラストで置き方を表示するなどの工夫をすることです。
また、使う頻度によって置き場所を決めることもおすすめです。
たとえば、机の引き出しを整頓するときに、よく使うものを手に取りやすい場所にし、使わないものを引き出しの奥に置き場を決めます。
製造業における2Sとは:まとめ
いかがでしたでしょうか?以下まとめです。
- 2Sとは、整理・整頓のこと
- 整理は、いるものといらないものをわける作業であり、いらないものは捨てること
- 整頓は、必要なものを必要なときに必要な分だけ取り出せる状態にすること
- 整理のコツは、捨てる基準を持つこと
- 整頓のコツは、定位置を決めることと姿置きをすること
みなさんも、ぜひ2Sをマスターして仕事の効率化をしてみてください。
最後まで、この記事を読んでいただきありがとうございました!
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