こんにちは、かじつとむです。
みなさんは、「なんか人生うまくいかないなぁ」「なんで自分がこんな目にあわないといけないのか」とか考えたことがありませんか。
実は、その考えは考え方1つで解決するかもしれません。
今回はそんな悩みに対処する考え方、原因自分論について説明します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 原因自分論についてわかる
- 原因自分論のメリットについて理解できる
- 生きる上で心が軽くなるヒントが得られる
それでは、いってみましょう。
原因自分論とは
原因自分論とは、自分に起こっている現象はすべて自分が原因であることをさします。
たとえば、「残業が多い」という現象について原因自分論で考えます。
すると、「残業の多い会社に自分が入ってしまった」「残業をするような仕事の仕方をしてしまった」というように考えることです。
この考え方をすることで、自分でコントロールできる範囲で原因を考えることをいいます。
原因自分論の注意点:自分を責めないこと
原因自分論で考える上での注意点は、起こってしまった現象に対して自分を責めないことです。
先程の例での「残業が多い」ことに対して、「自分の能力が低いせい」とか考えないことです。
原因自分論で考える目的は、起こった現象の原因を認識して、その中で自分で対処できるところを見つけていくことが目的です。
「残業が多い」に対して考えるべきことは、「残業の多い会社に自分が入ってしまった」→「では残業の少ない会社に転職しよう」や「残業をするような仕事の仕方をしてしまった」→「残業をしないようにスピーディーに仕事しよう」→「定型業務は自動化する」などです。
自分を責めるのではなく、今後自分が行うべき行動について考えていきましょう。
原因自分論のメリット
原因自分論には2つのメリットがあります。そのメリットについて説明します。
原因自分論のメリット1:自分の未来を変えることができる
原因自分論のメリットの1つ目は、自分の未来を変えることができることです。
なぜなら起こってしまった現象から、原因を客観視して自分の対処すべきことがわかるからです。
もし、原因自分論とは反対に原因他人論で考えてしまうとどうでしょうか?
「相手のせいで今の状況が悪い」「自分がうまくいかないのは会社のせいだ」って考えてしまいます。
こうしてしまうと、いつまでたっても状況を変えることはできません。なぜなら、他人や環境は自分の意思では変わらないからです。
原因自分論で対処すべき自分の課題がわかったならば、自分の行動を変えていきましょう。そうすれば、自分の未来を変えていくことができます。
原因自分論のメリット2:人間関係が良好になる
原因自分論のメリットの2つ目は、人間関係が良好になることです。
なぜなら、他人に対して良い意味で期待しなくなるからです。
たとえば、「部下が仕事をミスしてしまった」という現象について自分責任論で考えてみましょう。
「部下のミスした点に気づいてあげられなかった」「部下と綿密に連絡していなかった」「進捗管理をもっとすればよかった」「早めにミスを見つけて指導すればよかった」、「仕事の仕組みがうまく行っていなかった」等が挙げられます。
このとき、仕事に対して自分の行動の取り方によってどうすれば部下が仕事をしやすくなるのか考えられるようになります。
また、「このくらいは当然できる」「このレベルなら言わなくてもわかる」といった先入観がなくなっていくので部下に対して良い意味で期待しなくなります。
なので、部下と綿密なコミュニケーションができるようになりますし、もしそれ以上に仕事を進めてもらったなら、感謝することが自然とできるようになります。
これを繰り返していくことで、人間関係が良好になっていくというわけです。
原因自分論で生きると心が軽くなる話:まとめ
今回は原因自分論について説明しました。以下まとめです。
- 原因自分論とは、自分に起こっている現象はすべて自分にあるという考え方
- 原因自分論の注意点は、起こってしまった現象に対して自分を責めないこと
- 原因自分論のメリットは、自分の未来を変えることができること、人間関係が良好になること
いかがでしたでしょうか?もしもっと原因自分論について知りたい、生き方について勉強したい方がいるならば両学長 リベラルアーツ大学をおすすめします。
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