こんにちは、かじつとむです。
みなさんは、PDCAという言葉をご存知でしょうか?
よく仕事を進める上で聞くPDCAですが、実際は言葉だけ知っているであるとか、使い方をよく知らない人も多くいるはずです。
そこで、今回は仕事で使われるPDCAについて説明します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- PDCAについて理解することができる
- PDCAの使い方について理解することができる
それでは、いってみましょう!
仕事で使われるPDCA:PDCAとは?
PDCAは、計画(Plan)・実施(Do)・確認(Check)・処置(Action)の頭文字をとった言葉になります。
仕事はこのPDCAに沿って行うことをPDCAサイクルを回すといいます。
PDCAサイクルを繰り返し回すことで継続的な仕事の改善をうながすのが目的です。
では、次にPDCAの進め方について説明します。
仕事で使われるPDCA:PDCAの進め方
PDCAは計画(Plan)・実施(Do)・確認(Check)・処置(Action)に沿って仕事を進めていくといいました。
これらの4つの要素についてそれぞれ解説します。
PDCAの進め方:計画(Plan)
計画(Plan)の段階では、まず到達したい目標を決めることです。そして、その目標は具体的に決めていきます。
たとえば、売り上げをできるだけ上げるではなく、1年後に1億円の売り上げを上げるといった具合です。
目標を具体的に決めることで、目標と現在の状況との差が明確になります。
この差が見えるようになれば、いつまでに自分がすべきことや課題が見えてきます。
課題が見えてきたら、解決するための方策を考えていきます。
方策を考える上で、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)に基づいて実施計画を立てるまでが、計画段階で行うことです。
また、PDCAを回したいテーマに対して、なぜこのテーマに着手するのかも考えなければなりません。
計画はPDCAを回す作業の5割を占めます。なぜなら、目標が定まっていなければ何を行動すれば良いのかわからないし、確認の仕方を事前に練り込むことができればムダな作業を増やさなくても済みます。
ですので、計画は素早くかつ丁寧に行うことが重要です。
PDCAの進め方:実施(Do)
実施(Do)の段階では、計画で立てた目標をクリアするための方策が見えているため、方策に対して複数のアクションに分解して、これらを具体的な作業レベルまで落としこんで、実施します。
たとえば、1年間で10kg痩せるという目標があったとして、運動するやご飯を食べないといったアクションでは、なかなか実行に移せません。
そこで、これらの抽象的なアクションを作業レベルまで具体的に落としこみ、1日の中の作業として組みこめば、やらざるおえない状況をつくりだすことができます。
1年間で10kg痩せるという目標に対する具体的アクションは、毎朝6時に起きて1kmランニングをする、1食ではご飯を1杯しか食べないといった感じです。
いつ、どこで、誰が、何を、どの程度という点に着目しながら、アクションを具体化し実施していきます。
PDCAの進め方:確認(Check)
確認(Check)の段階では、計画で立てた方策に対して実施した結果を用いて評価する段階です。
このとき、計結果を数値でとらえ、計画で立てた目標に対する達成度をつかんでいくことが大切です。
また、目標に対する達成度が低かった場合、明らかになった課題の整理や最適解の模索を行います。
計画段階で考えたときの目標や方策は、そのときの情報で考えられる仮説から導いたものにすぎません。ですので、結果が最適であるかどうかは、常に確認する必要があります。
PDCAの進め方:処置(Action)
処置(Action)の段階では、評価した結果によってやることが変化します。
評価した結果が悪ければ、その原因を分析し再度計画を立て直したり、方策を検討します。
PDCAはこれを繰り返しながら、最終的な目標を達成することが目的です。
評価した結果が良ければ、その作業や仕事を標準化したり、教育をしていきます。
また、今よりも高い目標を立てて再度PDCAを回していくこともあります。
仕事で使われるPDCA:まとめ
いかがでしたでしょうか?以下まとめです。
- PDCAとは計画(Plan)・実施(Do)・確認(Check)・処置(Action)の頭文字をとった仕事を進めていく手法
- PDCAは繰り返し行うことで、仕事の改善をうながすのが目的
- PDCAで最も重要なのは計画(Plan)であり、作業の5割がこの計画である
みなさんもPDCAを正しく理解しながら、仕事の改善に取り組んでみてください!
最後まで、この記事を読んでいただきありがとうございました
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