こんにちは、かじつとむです。
みなさんは読書をしていますのでしょうか?
読書をしている人は、インプットに注目して読書をしている人が多いと思います。
一方で、読書をアウトプットの道具として使うと、より自分の人生を変化させていくことができます。
今回は、アウトプットのための読書の方法について説明します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 読書のアウトプット方法について理解できる
それでは、いってみましょう!
読書の内容をアウトプットする方法:結論
読書の内容をアウトプットする方法は以下の通りです。
- 準備
- 読解
- 要約
- 発信
それぞれの内容について説明します。
読書の内容をアウトプットする方法 その1:準備
準備は、読解に入る態勢を整えたり、集中力を高めたりするフェーズです。
態勢を整えたり、集中力を高めるためには集中しようとしてはいけません。
どちらかというと集中できるように視界をデザインすることが大切です。
視界をデザインするというのは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスを目に入らない状態にするということです。
SNSやYoutube、テレビや漫画などの娯楽が目に入ることによって、注意散漫になってしまいます。
そのため、読書に最適な環境を整えるために身の回りの整理・整頓・掃除を行うことが読解を行うための第一歩となります。
ただし、なんでもかんでも掃除すれば良いというわけではなく、例えば観葉植物等の緑色のものを目に入れることも集中力を上げるのに有効です。
準備ができたら、本の読解を行っていきます。
読書の内容をアウトプットする方法 その2:読解
読解は、本の全体像の理解や主張の整理を行います。
読解のポイントは3つあり、それぞれ以下の通りです。
- 仮説を立てる
- 言葉の温度を感じる
- ツッコミモードで読む
読解のポイント1つ目は、仮説を立てることです。
仮説を立てるというのは、本の内容を予測するということです。
これは、本の表紙や導入部分を読んで、この本はどんな内容なんだろうか等、仮説を立てるということです。
仮説を立てるには、本の表紙に5W1Hをぶつけてみることをおすすめします。
5W1Hとは、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」という6つの頭文字をとって、情報を整理するのに、これらの内容が含まれていることが望ましいと言われています。
たとえば、この本は誰のために書かれたものなのだろうか?なぜこの本を書いたのだろうか?などを考えて仮説を立てることで、より本の内容を読解できるようになります。
読解のポイント2つ目は、言葉の温度を感じることです。
これは、文脈や文章の書き方から筆者が一番言いたいことを読み解くということです。
言葉の温度を感じるには、まずは文章の最初と最後を重点的に読むことです。
文章の書き方は、序論・本論・結論で書かれていることが多いです。
これは、筆者の主張があり、そのあとに理由であったり具体例があり、最後にもう一度筆者の主張が書いてある文章で、筋が通っている文章の書き方の代表といわれています。
よって、文章の最初と最後を読み解くことで筆者の主張が書いていることが多いです。
また、言葉の温度を感じるには強調表現に着目することも有効です。
たとえば、「もっとも重要なのは〇〇である」「注意すべきは〇〇」「結論からいうと〇〇」といった、筆者がいかにも重要ですよっていう表現があります。
この強調している表現を読み取ることで、筆者が何を言いたいのかをより深く感じることができます。
さらに、譲歩構文に注目することも言葉の温度を感じるのに有効な手段です。
これは、一般論を否定➡︎筆者の主張という順番で書かれている構文です。
一般論を否定することで、読み手の注目を集めたいという筆者の意図があるため、筆者の思いや熱量が込められていることが多いです。
読解のポイント3つ目は、ツッコミモードを読むことです。
これは、筆者の主張に対して仮説通りであればうなずき、違和感があればツッコんでいくように本を読んでいきます。
ツッコんで読むポイントは、問い・主張・根拠です。
問いに対するツッコムポイントは、どこに問題があるか、何を書きたいのかという点です。
問いにツッコムことで本のメッセージ性やストーリーを深く味わうことができるようになります。
主張に対するツッコムポイントは、なぜその主張なのかという点です。
筆者の主張は筆者にとっての正解であるため、どうしてその思考や主張になったのかを問い続けることが大事です。
また、筆者の環境や生い立ちも考えるとより深く主張について理解することもできます。
根拠に対するツッコムポイントは、主張を支えている根拠やデータに対して、なぜや本当にという視点を持ってツッコムことです。
主張を支えているデータは、理論的には一見正しく思えますが、自分のパターンには当てはまらない可能性もあります。
ですので、データと自分を見比べて冷静にツッコんでください。
これらの読解のポイントは、得られた情報を自分の意思で決めるということです。
このように相手の主張に対して読み解き、自分のツッコミを入れることで新たな視点での発信につながります。
ぜひ、3つのポイントで読解をやってみましょう!
読解が終わったら次は、要約になります。
読書の内容をアウトプットする方法 その3:要約
要約は、本に書いてある主張やそれらに対するツッコミなどを構造化し、わかりやすく編集することをいいます。
特に要約には見栄えが大事で、読解した内容を構造的につくりかえていくことが大事です。
構造には2つの方法があります。
1つは、序論・本論・結論という形でまとめることです。
これは、主張➡︎理由➡︎具体例➡︎主張といった具合でまとめていくことです。
このような文章の構造にすることで、自分の言いたいことをすぐに相手に伝えることができるので、おすすめのまとめ方です。
もう1つは、いくつかの構成で書かれている本である場合は、そのうち3つを抽出して書くことです。
具体的には、抽出した3つの要点から何が見えるのか、自分だったら何を思うのかを感想、意見、疑問としてまとめると見栄えは良くなります。
以上が要約の方法となります。最後は発信となります。
読書の内容をアウトプットする方法 その4:発信
発信とは、発信先を設定し、話す・書くなどの行動を通じて出力することです。
このとき、発信先を設定することが重要です。
自分に対して発信するのか、同世代の人に発信するのか、はたまた小学生・中学生に発信するのかを設定することです。
なぜ重要かというと、発信先を設定することで、相手に適した言葉に直す必要があるからです。
たとえば、自分と同じくらい専門的な発信をしたい場合は、専門用語を使った方が良いですし、小学生や中学生に発信したい場合は、小中学生が使っているかんたんな言葉に直して説明しないと伝わりません。
よって、発信先を設定し、言葉を選ぶことで発信の強度を上げていくことができるようになります。
以上が読書の内容をアウトプットする方法となります。
読書の内容をアウトプットする方法:まとめ
いかがでしたでしょうか?以下まとめとなります。
- 読書の内容をアウトプットする方法は、準備➡︎読解➡︎要約➡︎発信を行うこと
- 準備は、読解に入る態勢を整えたり、集中力を高めたりするフェーズ
- 読解は、本の全体像の理解や主張の整理を行います。
- 要約は、本に書いてある主張やそれらに対するツッコミなどを構造化し、わかりやすく編集すること
- 発信とは、発信先を設定し、話す・書くなどの行動を通じて出力すること
みなさんも、この記事を読んでぜひ本の内容のアウトプットにチャレンジしてくださいね!
読書の内容をアウトプットする方法:最後に
読書の内容をアウトプットするための書籍を紹介します。
アウトプットにチャレンジしてみたい方はぜひ読むことをおすすめします。
読書の内容をアウトプットするのにおすすめの書籍:自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
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さて、そんなアバタローさんが書いた「自己肯定感を上げるOUTPUT読書術」ですが、この本の第一章では読書の魅力や無理なく読書をする方法について紹介しています。
第二章では、読書の内容をアウトプットすることでどのようなスキルが身につくのか、また、読書をアウトプットするための4つの根幹について紹介しています。
第三章では、いよいよ読書の内容をアウトプットするための具体的な方法について説明しております。
第四章では本の選び方、第五章では本のインプットするコツについても紹介しています。
読書をしたけどあまり身についている感じがしない人や、本の内容をアウトプットしたい人にはぜひおすすめの本となっておりますので、もしよろしければ以下のリンクからどうぞ!
みなさんも読書の内容をアウトプットするのにぜひ役立ててみてくださいね!
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました!
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